横浜保育問題協議会とは?

横浜保育問題協議会(横浜保問協)は、1962年(昭和37年)横浜で働く婦人や地域の母親たちが集まって「保育所を増やしたい!」という運動から生まれました。(当時は横浜保育所設置協議会)当時は保育所の数が少ないことはもちろん、母親が働くことがまだまだ社会的に認知されていない時代でした。横浜の子どもたちの健やかな成長発達の保障と、女性の就労を保障すること、またそれらを支える保育現場職員の雇用条件確立などより良い保育の実現を目指して、保護者・保育者・学識者・経営者が立場を超えて運動を重ねてきました。以来50年、様々な組織と共同して横浜の保育について考え合い、保育の質の向上、労働条件の改善などのために運動し続けています。現在は市内の公立保育園、民間保育園、無認可保育園、横浜保育室、家庭保育福祉員、届出保育所、園長の会、民間父母協議会、保育園労働組合など様々な組織や保育園が加盟し、横浜の子どもたちが格差なく、どの子も健やかに成長発達していくことを願って運動しています。

大きな運動としては、議員懇談や横浜市に要請行動や署名行動などを行なっています。また運動だけでなく、保育者や保護者が交流できる場をつくり、より幅広い子育て・保育のつながりをつくっていきます。